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zoom RSS 「あとでって、いつ?」発売です!

<<   作成日時 : 2015/09/21 17:11   >>

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9月16日に、新刊「あとでって、いつ?」が発売されました!

お仕事の依頼が 今からちょうど1年ほど前になりますので、

早かったといえば早かったですね。


今回は、編集をご担当下さったNさんの強いご要望もあって、

そう、男の子が主人公なのです〜(待望の!)


詳しいご紹介は、worksの方で後ほどアップいたしますので、

ここでは誕生の経緯をお話ししようと思います。

さて、Nさんは、以前から「たっくんのおてつだい」の
大ファンだったそうで(ありがとうございます♪)、
親と子の関わり合いの中で、子どもが成長する一コマを描きたい
とのことでした。

打ち合わせは、新宿のとある喫茶店で。

どんな方がいらっしゃるかと思っていたら、
大沢あかねさんのような、
キュートではつらつとした
素敵な方が現れました。

その当初は、ストーリーのテーマも筋も決まっていなかったので、

世間話を交えて、好きな絵本の話や、
どんなお話が好みか、など、
とりとめもなく会話をしました。

そしたら、なんと意外なところで共通点を発見。


実家はどちらも自営業。

家族構成も似ていて、
幼少期は、親がなかなか かまってくれなくて、
両親の仕事が終わるまで、
遊ぶ時間はいつも後回し、だったわけです。

でもこれって、現代の共働きが当たり前な家庭では、
よくあることなんじゃない?

と。

じゃあ、夫婦共働きの家に育つ
男の子の姿を描こう!と、

このように なったわけです。


さて、月日は少し流れ、
ブログにも時々登場する 幼なじみの親友宅へ
遊びに行った時のこと。

私と親友がおしゃべりばっかりしているので、
そこんちの子ども(愛ちゃん)は、
つまらないわけです(笑)

「ママ〜。さっちゃん。遊ぼ!」

「あとで、ママたち今おはなし中」

「ママ〜、おやつ」

「そこにあるおせんべい食べなさい」

「ママ、公園に行きたい」

「今まだ暑いから、あとでっていってるでしょ!」

なかばキレぎみで応答する親友(笑)に、

愛ちゃんがポツリと言いました。


「ねぇママ。あとでって、いつ?」


それからみんなで公園に出かけたのですが、

愛ちゃんから うんてい遊びを強要されつつも

私はボケっと考えました。


あとでって、いつ?
あとでって、いつ?
あとでって、いつなんだろう?

「いま」を楽しむことが大好きな子どもにとって、

「あとで」は、ものすごく長いものに感じるんだろうなぁ。



自宅に帰ってから、私は早速ストーリーを立ち上げてみました。

先に決定した、共働きの家庭+「あとで」。

そうして生まれたのが、「あとでって、いつ?」です。



このタイトルを見て、「耳がイタイ」と言った方もいます。

また「子どもは、あとでって言われた瞬間はしょげるけれど、
すぐに忘れて他の遊びを探し始めるから、こんなに深刻に考えないと思うよ」と、言った方もいます。


親の意見もそれぞれなら、
子どももまたそれぞれかな、って想像しました。


このお話にでてくるとっちゃんは、忙しいパパとママから「あとで」を言われ続け
ちょっぴり寂しい思いをしますが、
「本当は、すぐにでもとっちゃんと遊びたいんだ」という、
ママの本当の気持ちを教えてもらいます。

実は、これは、私自身が体験したことなんです。

小さい頃、なかなか遊んでくれない母に言ったことがあります。

お母さんは仕事ばかりして、全然遊んでくれないじゃないか!と。

すると台所にいた母は仕事の手を止め
「お母さんだって、本当は聡子と遊びたい」と泣き始めました。
多分相当疲れてたってこともありますよね。

だってムスメとムスコ合わせて
4人のかあちゃんだもの。

今思い出しても、ありゃ〜ヒドイことを言ったなぁ〜と
と反省しますが、
母の本当の気持ちが分かって、嬉しかった
という記憶が残っています。

気持ちが通じ合うって、大事なんだな。と。


編集のNさんもそこに大いに共感して下さり、

「あとで」のおはなしが、ここで形になりました。

忙しいパパやママの本当の気持ちが、
「あとで」を待ってくれている全ての子どもたちに届きますように。

子どもたちが、がんばってくれてるから
オトナも、がんばれる









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